======================================================  クライオニクス・マガジン(第63号 2006/7) ====================================================== ミクシイ(http://mixi.jp/)のコミュニティ 「クライオニクスと未来」、参加歓迎です。 ========================================================  日本在住の方々に、クライオニクスのサービスを!(その2) ======================================================== 前回、サービス提供に向けての取り組みを再開することを お知らせしました。再開のための各種検討は、ミクシイの コミュニティ「クライオニクスと未来」で行なっています。 まず、CI(Cryonics Institute)の提供するサービスを 受けるための契約を確認する作業に入っています。 手始めに、Cryonics Suspension Agreementを確認しました。 ひかるは法律の専門家ではありませんが、妥当な契約と 感じました。 http://www.cryonics.org/csagreement.html 免責についてかなり詳しく書かれていますが、死と財産を 扱うのですから、当然と思います。また、これも当然ですが、 復活を保証するものではないし、いつまでも保存できることも 保証していません。以前にもこのニュースに書きましたが、 CIには年間の保管料という考えはありません。 サービス料金は28000ドル以上となっています。 処置にかかる一時費用を28000ドルから差し引いた額が 保存の費用を出すための運用基金に回ります。 気をつけないといけないのは、たとえば私が10万ドル払ったら、 28000ドル差し引いた72000ドルが私の保存費用に 充てられるわけではありません。全員が払った額から 全員の処置一時費用を差し引いた額が基金として運用され、 その配当が全員の保存費用に充てられるという考えです。 したがって、運用費用がなくなったらCIは全員の保存を とりやめるという契約になっています。 また、家族など関係者にCIとの契約について理解を 求めておくべき内容もけっこう細かく書かれています。 契約についてのご質問は、ひかるまでお気軽にどうぞ。 (mail : mid_hikaru@yahoo.co.jp) 平行して、資産運用についても調べています。これも以前 このニュースでお知らせしましたが、クライオニクス関係者は リヒテンシュタインにReanimation Foundationという組織を 作っていません。リヒテンシュタインでは、法律では死んだこと になっている人から資金を預かる仕組みができるようなのです。 Reanimation Foundationについても契約書類は取り寄せました。 読んでみたい方には送ります。連絡お待ちしています。 ========================================================  米国情報 ======================================================== CIは、会員数などをトップページで毎月公開するように なりました。会員は600人を超えましたね。 http://www.cryonics.org/ アルコーのカンファレンス、10月6日から8日です。 Vitrificationの第一人者、Dr. Gregory Fahyの話は ぜひ聞きたいのですが、どなたか行きませんか?(笑) http://www.alcor.org/conferences/2006/index.html アルコーが保存処置をした全員のリストが公開されました。 1967年からです。大変興味深いです。 http://www.alcor.org/cases.html ●● クライオニクス掲示板、来訪歓迎。 http://6029.teacup.com/hikaru2004/bbs ●● クライオニクス・マガジン、バックナンバーもごらんください。    http://www.cfnode.jp/jca/jcanews.html ============クライオニクス・マガジン============ ・毎月1日発行 ・発行者:JCA e-mail : mid_hikaru@yahoo.co.jp          HP : http://www.cfnode.jp/jca/ ・発行人:緑川ひかる(http://www.cfnode.jp/hikaru) ・このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) http://www.cfnode.jp/jca/jcamag.htmlから登録・解除ができます。 =================================================