======================================================  クライオニクス・マガジン(第81号 2010/7) ====================================================== つい先日、gooで「ホスピスとクライオニクスを隣接させる ことは可能だと思いますか?」という質問が投稿されました。 以下のように回答しました。 「もちろん可能ですし、米国ではクライオニクスのプロバイダー に協力的なホスピスもあります。わたしの知人に日本の ホスピスに勤めている人がいますが、その人も、 ”死を迎える人のあらゆる希望をかなえようと努力するのが ホスピスなので希望があれば対応すべき”との意見でした。 しかしながら、すぐに日本でとなると、難しいでしょう。」 少しずつ、クライオニクスの認知度もあがっているのかも しれません。 ========================================================  CASの話題 ======================================================== mixiのクライオニクスのコミュニティがCASの話題で 盛り上がっています。CAS提供元の株式会社アビーの HPを見てもかなり注目されているようですね。 http://www.abi-net.co.jp/ 本家のアビーよりわかりやすい説明もあります(笑) http://www.tabegoro.jp/mrfreeze/cas.html お時間ある方はぜひ↓の講演資料をごらんください。 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/uec_lec/data/lec10_kouen.pdf 生体肝移植の代替になるよう期待されているということです。 これは大きなビジネスになる可能性十分です。 私たちのコミュでは、凍害保存剤とCASの併用の可能性、 また、その先の技術的な話をしています。なかなか刺激的です。 ぜひ、コミュニティにも参加くださいませ。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=859637 ========================================================  アルコーの動向 ======================================================== アルコーに最近、少し面白い記事がでました。クライオニクスに おける1990年のやり方と2006年のやり方をレビューした 記事です。とても参考になります。 http://www.alcor.org/Library/html/protocoladvances.html また最近の患者の処置のレポートは、これまでで最も詳しいです。 写真を見ているだけでも処置のイメージがわきます。 http://www.alcor.org/Library/pdfs/casereportA1097.pdf アルコーの「Scientists’ Cryonics FAQ」あたりもちゃんと 翻訳してJCAのHPにも掲載したいと思っています。 英語と技術に強い方、お手伝いいただけませんでしょうか? http://www.alcor.org/sciencefaq.htm ========================================================  エリーアンチエイジング研究室 ======================================================== 昨年の1月から3月に集中して研究日誌を出していました。 とても充実したレポートです。お勧めです。 http://ellielab.konjiki.jp/member.html クライオニクスについては61日目に記載がありますが、 ごくごく普通のレポートで、目新しい情報はありませんでした。 ●● MIXIにもコミュニティあります。参加歓迎!    http://mixi.jp/view_community.pl?id=859637 ●● クライオニクス・マガジン、バックナンバーもごらんください。    http://archive.mag2.com/0000015596/index.html ============クライオニクス・マガジン============ ・発行者:JCA e-mail : mid_hikaru@yahoo.co.jp          HP : http://www.cryonics.jp ・発行人:緑川ひかる(http://www.cryonics.jp/hikaru) ・このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) =================================================