■■■ ■ ■ ホロトロピック・ブレスワークとは? ■ ■                            緑川ひかる  今日はトランスパーソナルの中心的技法、ホロトロピック・ブレスワークを 紹介します。60年代の米国のカウンターカルチャーの風の中では、ドラッグが 当然のように大きな役割を果たしました。特にLSDは無意識の領域を表出させる という意味で重宝されました。  ところが、LSDの摂取は通常抑えている感情や意識が表れてくるため、 ひんぱんに人は暴力的になり、事件も起こり、LSDは禁止されました。  しかし、LSDなどのもたらすトリップ状態を非常に貴重なものであると 考えたチェコの医学者S・グロフは、連続的呼吸によって同様のトリップ 状態を起こす技法を開発したのです。それが、ホロトロピック・ブレスワーク です。  二人でペアを組んで、ひとりが暗闇で音楽に乗ってするどく呼吸を始めます。 次第にトリップに入っていきます。このとき、もうひとりはサポートにまわり トリップで起ることをじゃませず、危険からは守り、空間を共有します。 個人差はありますが、多くの人が強烈な体験を得ます。  ひかるは何度もこのブレスワークを経験し、未知の自分を発見しました。 おもしろかったのは、ブレスをやると、夢がある程度コントロールできる ことが何回かあったことです。夢を見ているとき、「あ、これは夢だ、 夢だから空でも飛べるはずだ」と考え、本当に飛べるのです。 なかなかすてきな体験でした。  抑制しがちな現代のみなさま、ぜひ一度おためしください。もちろん 危険ですので指導者なしにやってはいけません。トランスパーシナルの 老舗C+Fにコンタクトください。  C+F : http://www.transpersonal.co.jp/