私たちは、人体を低温保存して未来で甦ろうとする野心的な試みであるクライオニクスに取り組むのか?
「死を逃れたい」という欲求はあります。
が、クライオニクスは「不死」とは違います、時間を止めて未来で人生を再開しようという試みなのです。
しかしながら、「不死」が実現する見込みがいまない以上、まずクライオニクスで「不死」が実現する未来まで
旅をすることが最適な選択肢と思っているのです。
さらに、私たちはこう考えます。「人類の未来をよきものにするために、クライオニクスに取り組もう!」。
現在の人類の倫理観(のようなもの)が確立して2000年が経過し、最後の200年はとりわけ科学技術が発達
し、人類は大きな力を持ったにもかかわらず、戦争も人権侵害も環境破壊もなくなりません。その解決もいろい
ろな切り口で検討されています。その切り口の一つとして、こんな考え方はどうでしょう?
「未来が他人のものだからみんな大事にしないのだ。自分のものなら大事にする」
地球温暖化をテーマにした4コマ漫画がとても印象に残っています。研究者が企業の幹部に「このままでは30年
後に地球はこうなります。みなさんのお孫さんの世代ですよ!」と言うと、幹部は「ええ」「それは大変だ」とざわざわ
します。
その次、「そして、100年後にはこうなってしまうんです!!!」と熱を込めて力説したら幹部は「ホー」「フーン」と
他人事に感じてしまい、研究者が落ち込むという漫画です。これってかなり真実だと思いませんか?
ですから、多くの人々に「遠い未来でまた生きる」という選択肢を示すことで、未来を大事にする気持ちや行動をふ
くらませていこうとしているのです。そういう人が多く集まればいろんな「未来へのよき活動」をすることができるでしょう。
現在、MIXIに会議室を開設して仲間を募っています。参加資格は「未来を大切に感じる人」および「未来にいきたいと思
っている人」です。その両方であれば申し分ありません。参加、お待ちしております。
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